中学生になる頃までは藤沢に住んでいて、
湘南の海はとても身近でとても当たり前に、
ずっと僕らの毎日に、そこにあるものだった。

海沿いの道、国道134号を自転車で走れば、
潮の匂いとちょっと湿った空気を感じながら、
波音が遠くから聞こえてくるようにも、
すぐそこで響いているようにも思えてきて、
なんて言うか、そんな海の雰囲気が大好きだった。

夏のオンシーズンになれば渋滞もできて人が一杯で、
お祭りがずっと続いているような雰囲気もいいけれど、
それよりも好きなのは、静かな海。

ただずっと大昔から変わらずに、
人びとの暮らしやちょっとしたドラマに寄りそって、
春夏秋冬、いろんな表情を見せてくれる湘南の海。

そんな海のドラマを撮っています。